iPhoneのLINE通話中、相手に「自分が直前まで見ていたウェブサイトの履歴(リンク)が共有されてしまう謎機能」が話題になっています。
「自分のサイト閲覧履歴が共有される現象の原因は?」
「回避する設定の対処法はあるの?」
「いつからそんな謎機能が実装されていたの?」
など、気になっている方も多いですよね。
そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
▶【iPhone LINE通話】自分のサイト閲覧履歴が共有される謎機能の原因
▶【iPhone LINE通話】謎機能が実装された時期
▶【iPhone LINE通話】閲覧履歴が共有される謎機能はiPhoneだけなのか
【iPhone LINE通話】自分のサイト閲覧履歴が共有される謎機能の原因
さっそく、話題となっている「iPhoneでLINE通話をした時自分の直前のサイト閲覧履歴が共有される謎機能」の原因について見ていきましょう!
この謎現象の詳細は以下のとおりです。

▶LINEビデオ通話時限定
この現象はテキスト通話や音声通話では起こらず、「ビデオ通話機能」利用時にのみ発生します。
▶YouTubeやサイトのリンクが下部に横向き帯状で表示
・これは、LINE「みんなで見る」機能やYouTube同時視聴機能の仕様で、参加者が動画やWebサイトのリンクを貼ると、そのリンクが画面下にバナー状に表示されるしくみです。
・YouTubeをビデオ通話で「一緒に見る」モードを開始すると、対象動画が全員の画面下部に大きめの帯状サムネイルとともに出現し、みんなで視聴できるUIとなっています。
・サイトのリンクも同様に扱われ、画面下端の横向きバナーとしてシェアされます。
▶相手にも自分にもバナー表示が見える
・共有したリンク情報は参加者全員の画面に表示される、つまり「リンク(動画やサイトURL)が全員に帯として自動表示される設計」になっています。
・そのため「勝手に表示されている!」と感じる人が多いですが、これは仕様上の動作です。
この表示はLINEの新しい共有体験のための正式な仕様であり、アプリのバグや不具合ではありません。
自分でその機能を使わなければ、原則帯表示は出ません。
回避するための設定方法は?
実は、今のところ設定で確実にオフにはできない現状です。
しかし、LINEの「みんなで見る」機能やYouTube同時視聴による画面下部リンク帯の表示を回避したい場合、以下の点に気を付ければ不要な共有を防げます。
1.機能を自分から「開始しない」
「みんなで見る」「画面共有」「YouTube同時視聴」などの共有機能は、専用ボタンを押さない限り自動で帯が出ることはないため、自分からこれらを開始しないように注意すればOKです。
2.相手が共有を始めた場合
相手が間違えて「みんなで見る」やYouTube共有を開始したとき、画面下部の帯が現れます。
帯の×ボタン(閉じるボタン)が表示されていればタップして非表示にできます。
相手にも伝えて共有機能を終了してもらうことも有効です。
3.通話中の画面操作に注意
ビデオ通話中は、共有ボタン・YouTubeアイコン・「画面共有」の選択肢に不用意に触れないように気をつけることが重要です。
「共有開始」「みんなで見る」を誤ってタップしないよう注意しましょう。
4.最新版アプリとOSで利用
まれにUIや挙動が異なる場合があるため、アプリとOSは常に最新に保つことで不測の動作ミスや表示のトラブルも防ぎやすくなります。
このように、不要な時は機能を使わない・起動しないことが最も確実な予防策です。
「みんなで見る」機能は気づかずに操作してしまう可能性がある仕様?
LINEの「みんなで見る」「画面共有」「YouTube同時視聴」などの共有機能は、ビデオ通話中に気づかずに誤って操作してしまう可能性がある仕様です。
この主な理由をまとめました。
1.通話画面に共有ボタンやYouTubeアイコンが並ぶUI
ビデオ通話の画面下部などに「みんなで見る」や「画面共有」「YouTube」マークが表示されているため、
・誤ってタップ
・画面をいじっている最中に選択
といった「うっかり操作」で機能が開始されることがあります。
2.一部機能は確認画面や警告なく即スタート
画面共有やYouTube同時視聴などはワンタップですぐ始まり、明確な確認ダイアログが出ない場合もあります。
3.開始後は強調表示されるが、最初は気づきにくいことも
画面下部にリンクや動画が帯状で表示されたり、画面上部に共有アイコンが出ますが、操作・視界によっては最初気づかずになんとなく機能を使っていたというケースも考えられます。
このようにLINEのUI設計上、意図せず共有機能を実行してしまうリスクがゼロではありません。
【iPhone LINE通話】謎機能が実装された時期はいつ?
この機能は、スマートフォン版LINEのバージョン10.6.5へのアップデートにより実装され、グループビデオ通話や音声通話中に画面共有やYouTube同時視聴ができるようになりました。
また、YouTubeの動画リンクを事前にコピーして通話に参加した場合、画面下にそのリンクが自動表示される仕様もこの際に導入されています。
謎機能が実装されている理由やメリットは?
LINEの「みんなで見る」機能が実装された理由やメリットは、主に以下のようなものです。
このように「みんなで見る」機能は、コロナ禍を経て単なる通話を超えた「共通体験」をオンラインで実現し、人と人をより深くつなぐための大きな役割を果たすために導入されました。
【iPhone LINE通話】閲覧履歴が共有される謎機能はiPhoneだけ?
LINEの「みんなで見る」や「YouTube同時視聴」「画面共有」機能は、iPhoneだけでなくAndroidスマートフォンやパソコン(PC)版LINEにも実装されている標準機能です。
iPhone・Android・PCいずれでも、自分や相手が「画面共有」や「同時視聴」などの機能を使えば、その時点での画面や共有リンクが通話参加者全員の画面下などに映ります。
端末固有のものではないので、AndroidやPC利用者も同様に注意が必要です。
まとめ
今回は『[iPhone LINE通話]自分のサイト閲覧履歴が共有される謎機能の原因と対処』について紹介しました。
▶【iPhone LINE通話】自分のサイト閲覧履歴が共有される謎機能の原因
この現象の原因は、LINEビデオ通話の「みんなで見る(画面共有・同時視聴)」機能にあると考えられます。
▶【iPhone LINE通話】謎機能が実装された時期
原因とされるLINEの「みんなで見る」機能は、2020年5月4日から提供開始されました。
▶【iPhone LINE通話】閲覧履歴が共有される謎機能はiPhoneだけなのか
「LINE通話中に自動で履歴が表示・共有される仕様」はiPhoneだけの現象ではなく、LINEの画面共有やみんなで見る機能を使う限り、どの端末でも同じリスクや動作があります。
最後までご覧いただきありがとうございました!