東京MERの映画がやりすぎでありえないと言われる理由6選!

東京MERの映画がやりすぎでありえないと言われる理由6選! トレンド


「TOKYO MER」は、ドラマと映画の両方で展開される救命医療チームを描いたシリーズで、2025年8月1日から劇場版第2作『劇場版 TOKYO MER~南海ミッション~』が公開されて注目されています!

ただ、過去のドラマシリーズや劇場版第1作でも「やりすぎ」「ツッコミどころが多すぎる」など、現実離れしたありえない展開に批判が集まっていた点もあります。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


▶【劇場版TOKYO MERやりすぎでありえない理由6選

TOKYO MERシリーズの時系列
ドラマ未見でも楽しめるか?

TOKYO MER】今後の続編やスピンオフの可能性



【劇場版TOKYO MER】やりすぎでありえない理由6選

劇場版「TOKYO MER」が「やりすぎ」「ありえない」と言われる主な理由は、現実の医療現場や行政、災害対応のリアルさから大きく逸脱した描写が多いためです。


「やりすぎ」「ありえない」と評されるポイントは以下の6つです。

やりすぎでありえない理由6選


1.災害現場での非現実的な医療行為

2.揺れる車内や劣悪な状況での高度な医療

3.ご都合主義な展開

4.行政や管轄の矛盾

5.医療コンプライアンス的な現実離れ

6.感動を押し付ける演出の過剰さ


より詳しく以下で見ていきますが、知れば知るほどツッコミどころ満載で面白いので、ぜひ最後まで見ていってください。笑

1.災害現場での非現実的な医療行為


劇場版「TOKYO MER」が「やりすぎ」「ありえない」と言われる理由の中で、特に「災害現場での非現実的な医療行為」が指摘されることが多いです。

  • 危険な現場で即手術・治療を実施
    極めて危険な場所でMA(Mobile Emergency Room)チームが患者のためにその場の安全確保をせずに手術・処置を行います。
    現実の災害医療では、まず救助者と医療者自身の安全確保が最優先事項となり、「まず現場から搬送して安全な場所で処置」が基本原則です。
    しかし映画では『感動や緊迫感』を優先し、危険下での医療行為が常態化している点が「ありえない」とされています。

  • 医療の限界を超えた描写
    メスもまともに消毒できない環境や、手元が揺れる車内などで外科手術や困難な処置を次々と成功させる描写もあります。
    これは現実の医療従事者からみれば極めて非現実的で、「本物の医療現場を知っていれば無理だと分かる」という声が多いです。

  • 救命ルートや対応人数の不自然さ
    大規模災害の現場で救命チームだけで次々と患者を助ける、人的・物的リソースが非現実的に潤沢だったり、全員が奇跡的に助かるシナリオも「ドラマの都合で現実離れしすぎ」「命よりもストーリー優先」との指摘を受けています。


このように、本来救助者も被災者も二次被害リスクを極力減らす制度設計やルールが現場にはありますが、映画ではこれらを完全に無視しています。

あくまでドラマチックな展開を最優先しているため、現実の医療や災害レスキューのリアルさを知る層ほど「ありえない」と感じやすいです。

2.揺れる車内や劣悪な状況での高度な医療


「揺れる車内で患者を切開するのは、現役医療者からすれば『やりすぎ』を超えて『絶対やらない』レベル」と批判が噴出しています。

  • 現実には困難な高難度オペ
    映画内では走行中のMER車両や揺れる救急車の中で、医師たちが精密な手術や高度な医療処置を次々と成功させるシーンがあります。
    現実の医療現場ではわずかな手元のブレが致命傷につながるため、このような状況下での緻密な手技は極めて難しく、ほぼ不可能と考えられています。

  • 道具・環境の非現実的な設定
    ・緊急医療を支える道具や機器がしっかり揃っている
    ・衛生管理も完璧に見える

    このような現実とかけ離れた設定もリアリティに欠けるという意見が多いです。


劇場版「TOKYO MER」は「高度な医療を揺れる車内や劣悪な環境で次々に成功させる」という、現実離れした演出によりリアリティを求める層から「ありえない」「やりすぎ」と評されています。

3.ご都合主義な展開


劇場版「TOKYO MER」が「やりすぎ」「ありえない」と言われる理由の1つ、「ご都合主義な展開」のいくつかを挙げていきます。

▶ご都合主義(ごつごうしゅぎ)とは
ストーリーや物語で、現実や論理を無視して登場人物や物事が都合よく展開し、物語の都合で事態が解決すること。

ご都合主義ポイント


1.主要キャラや主要患者が必ず助かる
映画のクライマックスや大規模事故現場でも、主要な登場人物やドラマにとって大事な患者は奇跡的に全員救われるパターンが目立ちます。
多くの登場人物が生命の危機に遭っても、何かしらの「奇跡」や絶妙なタイミングで救出や治療が成功し、死者ゼロを達成
現実の災害医療や救命現場ではほぼありえない展開の連続です。

2.タイミングや偶然が良すぎる
事故や災害が主人公たちの目の前や活動圏内だけで都合良く発生したり、絶望的な状況でもピンポイントで設備や救援資材が「ちょうど」届いたり、誰かが「たまたま」専門知識や必要な技能を持っていたことで解決するなど、偶然が重なりすぎる脚本構成が「ご都合主義」と指摘されています。

3.ストーリー整合性より「感動」優先
緊迫した状況の中で感動的な演説や和解イベントが挟まれたり、現場で突然キャラクター同士の絆や過去が明かされるなど、人間ドラマが最も美しい形で展開
その一方で現実なら有り得ない行動や決断もドラマチックな流れで正当化されることが多く、視聴者のツッコミを誘っています。

4.奇跡の連続と『無敵チーム感』
失敗や絶望的な事態が訪れても、絶妙な判断やパワープレイで必ず突破できてしまう『無敵のMERチーム』
困難も「物語の都合」ですぐ解決されやすく、ハラハラ感やリアリティに欠けると感じる声が多いです。


このようにご都合主義すぎる展開は、「現実では起き得ないご都合の良い奇跡」が連発されるため、現実志向の視聴者からは違和感や批判が集まります。

4.行政や管轄の矛盾


劇場版「TOKYO MER」が「やりすぎ」「ありえない」と言われる理由の中でも、行政や管轄の矛盾は特に現実離れした設定としてたびたび指摘されています。

  • 都道府県ごとの管轄を無視した出動
    TOKYO MERは東京都知事直轄の救命医療チームであり、本来は東京での大規模災害や事故対応が管轄です。
    しかし、映画では神奈川県の横浜ランドマークタワーで発生した事故現場に、東京MERが出動し現場活動を展開します。
    本来、こうした大規模災害時には都道府県ごとに救急や消防の権限が明確に分かれており、他県の自治体チームが独断で越境活動することは現実にはほぼありえません。

  • 行政トップの現場指揮や権限設定の非現実性
    都知事や厚生労働大臣といった行政のトップが、実際の現場で指揮を執ったり、場合によっては管轄権が曖昧なまま救命チームの活動を直接指示する描写も。
    しかし現実の制度では「現場の指揮」は、都県消防や警察、自治体、厚生労働省の官僚で構成される合同調整会議など、明確な合意や調整のもとで行われます。
    都知事や大臣が直接救命オペレーションに関与することは極めてレアです。

  • 地元チームより東京MERが先に現場到着
    横浜が舞台にもかかわらず、地元の救命チーム「YOKOHAMA MER」より東京MERが現場に早く到着するなど、不自然な状況設定が見られます。
    現実には地元の救急・消防が最初に対応し、その後に他自治体や広域支援が入る仕組みです。


劇場版「TOKYO MER」では、「話を盛り上げるためとはいえ、実際の行政の仕組みや災害時の管轄ルールを無視した設定」が数多く見受けられます。

これはドラマや映画としてフィクションの面白さを優先した結果ですが、現実を知る人ほど行政や管轄のリアリティの無さに「やりすぎ」「ありえない」と感じやすいです。

5.医療コンプライアンス的な現実離れ


医療コンプライアンス的な現実離れが指摘される主な内容は以下のとおりです。

  • 未成年や女性患者への身体的接触描写
    例として、女児の治療シーンで男性医師が直接体に触れる描写について、「いまのコンプライアンスではNGではないか」といった声が多くみられます。
    現実の医療現場では、ジェンダー配慮や第三者の立ち合いが厳しく求められる場面でも、ドラマの都合で直接的な手当てがなされている描写が「フィクションでも許しがたい」との批判を招いています。

  • 医師法・救急法違反の可能性がある処置
    災害現場などで法律的なグレーゾーンを超えそうな緊急処置や、車内・危険な場所での手術など、「現実なら医師法や救急救命の規則に明らかに違反する」シーンが登場します。
    実際の現場では安全や手続き、許可の問題が非常に重要なのに、ドラマの中では「感動」や「緊急性」を優先して現実では許されない医療行為が行われています。

  • 医療現場でのリスク管理・立場対応の欠如
    災害現場で患者搬送をせずその場で危険な手術に踏み切り、中学生などの未成年被災者を救助作業に参加させるといった演出も「現代の医療コンプラ的には絶対に有り得ない」との声が多く上がっています。


このように、「今の医療現場のコンプライアンスからは絶対にOKが出ない」「医療ものとして描く以上、最低限の配慮や現実感を持ってほしい」という指摘が、ネットやレビューで目立っています。

6.感動を押し付ける演出の過剰さ


感動を押し付ける演出の過剰さが批判されている主なポイントは以下のとおりです。

ポイント


▶全員助かる、奇跡的な展開が連発
どれほど絶望的な状況でも主要キャラクターや重要な患者が必ず救われる、死者ゼロが徹底される構成で、「現実味よりも感動最優先」という印象を与えています。

▶同じような感動パターンの多用
誰かが勇気を出して行動し、仲間や家族愛・人間愛による涙の場面が頻発
緊張感あるはずの現場で毎回『予定調和的な感動シーン』となり、「またか」と冷めてしまう視聴者も多いです。

▶泣かせシーンや名言の連発
主要人物の過去エピソード挿入や、「絶対に誰一人死なせない」という決めゼリフなど、感動や涙を誘う演出が強調されます。
時にベタすぎる励ましや涙のシーンが、ご都合主義と相まって「押し付けがましい」と感じる声も見られます。

▶エンタメ性とリアルさのバランスの偏り
リアリティを犠牲にしてまでも感動演出を優先するため、現場の危険や倫理的な葛藤、専門職としての苦悩が薄くなりがちです。
その結果、「本当の医療現場で感じるような感情移入や苦しみではなく、『作られた感動』を一方的に見せられる」との指摘につながっています。


このように、劇場版「TOKYO MER」は『感動』というエンタメ要素を強調するあまり、現実にはあり得ない出来事や過剰な演出が頻発し、「やりすぎ」「ありえない」という声を招く一因となっています。

批判が多いのにシリーズが続く理由は?


それではここまで「やりすぎ」で「ありえない」要素満載の批判が多い「TOKYO MER」シリーズが続くいている理由とはなぜでしょうか?

  • 圧倒的な人気・視聴率
    ・手に汗握る展開
    ・泣けるストーリー
    ・わかりやすいヒーロー像

    これらを評価するファンも非常に多いです。
    ドラマ版・劇場版いずれも高視聴率・高興行収入を記録するなど、エンタメとしての需要が非常に強く、一定以上の『熱量の高いファン層』が存在します。

  • ファミリー層・幅広い世代に受ける魅力
    現実的な描写や深刻な医療ドラマが苦手な層でも楽しめる「わかりやすい善悪」「感動重視」のストーリーは、子どもから年配層まで幅広い世代に支持されています。

  • キャラクターと役者の強い魅力
    鈴木亮平をはじめとする人気役者の熱演や個性的なキャラクター設定が、多くの視聴者を引きつけ続けています。
    登場人物同士のチームワークや成長ドラマにもファンが多く、「次はどんな活躍が見られるか?」とシリーズを追い続ける動機になっています。

  • 『非現実』こそエンタメの醍醐味
    批判の多い「現実離れ」や「ご都合主義」も、「実際にはできないことを見せてくれる爽快感」「難題を次々クリアするカタルシス」につながっており、フィクションとして割り切って楽しむ人も多いです。

  • SNS・口コミでの拡散力
    批判やツッコミも含めて話題になることで作品への注目度が高くなり、「一度見てみたい」という新たな視聴者を呼び込む相乗効果が働いています。

  • シリーズ構造の強みと今後への期待
    「次こそ現実的な展開が描かれるのでは」「新たなキャラクターや舞台でどうなる?」といったシリーズの続きが気になる心理や期待感もリピーターにつながっています。

エンタメとして割り切ったら、「ありえない」展開も面白く見えてくるもんだよね。


つまり、「ありえない」と感じる層がいる一方で、エンターテインメントとしての面白さ・爽快感・感動・キャラクター人気など『強力な支持層』がいるため、賛否両論で盛り上がりつつシリーズが続く状況となっています。

【TOKYO MER】シリーズの時系列


「TOKYO MER」のシリーズはドラマと映画を合わせて4つあります。

このシリーズの時系列を以下でまとめました!

  • ドラマ第1作『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年7月~9月)
    東京都が新たに設立した緊急救命チーム「TOKYO MER」が、様々な事故や災害現場で人命救助に奔走する姿を描く連続ドラマ。
    全11話放送。

  • スペシャルドラマ『TOKYO MER~隅田川ミッション~』(2023年4月16日放送)
    劇場版第1作公開直前に放送された特別編。
    隅田川での大規模事故対応に挑戦するエピソードで、ドラマの続編的な位置付け。

  • 劇場版第1作『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023年4月28日公開)
    舞台は神奈川県横浜。
    横浜ランドマークタワー大火災で193人が取り残され、新たに登場した「YOKOHAMA MER」との共闘や葛藤が繰り広げられる映画第1弾。

  • 劇場版第2作『劇場版 TOKYO MER~南海ミッション~』(2025年8月1日公開)
    新たな舞台は南海の離島。
    日本全国の主要都市にMERが結成されている時代背景で、「南海MER」が大活躍。
    火山災害という未曾有の事態に「全ての命を救う」べく奮闘する劇場版最新作。


見る順番は放送・公開順(ドラマ→SPドラマ→映画第1作→映画第2作)が最もわかりやすく、作品世界やキャラクター、チームの成長を時系列順に楽しめます。

ドラマ・スペシャル・劇場版すべてが、同じ世界線で連続したストーリーとなっています。

シリーズを追うことでメンバーの絆や組織の成長、舞台を広げていくMERの活躍を時系列順にしっかり感じることができますよ!

ドラマ未見でも楽しめる?

劇場版第2作『劇場版 TOKYO MER~南海ミッション~』は、ドラマ未見でも十分に楽しめる映画です。


複数のレビューやメディアが断言しているように、物語は本作単体で完結しており「初めて見る方」や「ドラマ未経験」の観客でも、主要キャラクターの関係や世界観、シリーズ独自のルールが分かるよう工夫されています。

映画をきっかけに「過去作も見たくなった」という声も多く、入門作兼ファンにとってもうれしい「両取り」型の映画と位置づけられています。

【TOKYO MER】今後の続編やスピンオフの可能性

「TOKYO MER」シリーズは、2025年の劇場版最新作で勢いを増しており、チーム単独のサイドストーリー、新しい災害・社会テーマへの挑戦など、今後も続編・スピンオフの可能性は非常に高い状況です!


この理由は以下のとおりです。

理由


1.全国展開の物語設定
最新作「南海ミッション」で、MER(Mobile Emergency Room)が全国主要都市に設立されている世界観が明確になりました。
名古屋、大阪、仙台など、さらに新たな地域MERや個性的なチームが今後登場できる「拡張性ある枠組み」ができています。

2.各チーム・キャラクターの人気と話題性
「YOKOHAMA MER」「南海MER」といった地方チームや新キャラが続々登場しており、これらを主役にしたスピンオフやオリジンストーリーへのファン需要が非常に高まっています。
特定キャラ(例:鴨居チーフ)を中心にしたスピンオフ希望の声もSNSやレビューで活発です。

3.ファンの声とメディアの反響
「今後は各地のMERにスポットを当ててほしい」「スピンオフで○○が見たい」といった明確なリクエストが多く、商業的にも十分なニーズが認められています。

4.大規模災害・社会課題に対応したテーマ性
災害(地震・火山・津波等)や感染症など、新たな社会的危機をドラマ化できる題材が豊富に残っていることから、シリーズ化・続編化の余地が大きいです。

5.興行成績・話題性の継続
劇場版やドラマはいずれも高視聴率・高興行収入を記録し、話題作としてメディアやSNSで長期的な盛り上がりを見せているため、製作側としても新作投入のモチベーションが十分に維持されています。

6.キャスト・スタッフの継続意欲
主演や主要キャスト、監督陣がインタビューなどで「もっとチャレンジしたい」「前作を超えたい」と継続的な制作意欲を表明している点も、シリーズ存続にプラス材料です。


これらすべてが、TOKYO MERシリーズが今後も新作(続編・スピンオフ)を生み出せる土壌として極めて強い状況を作っています。

シリーズの続く理由が、他の作品と比べても非常に豊富で明確だと言えるため、今後も期待できると考えていいでしょう!

まとめ


今回は『東京MERの映画がやりすぎでありえないと言われる理由6選!』について紹介しました。


▶【劇場版TOKYO MERやりすぎでありえない理由6選
 1.災害現場での非現実的な医療行為
 2.揺れる車内や劣悪な状況での高度な医療
 3.ご都合主義な展開
 4.行政や管轄の矛盾
 5.医療コンプライアンス的な現実離れ
 6.感動を押し付ける演出の過剰さ

【TOKYO MER】シリーズの時系列
 見る順番は放送・公開順(ドラマ→SPドラマ→映画第1作→映画第2作)が最もわかりやすく、作品世界やキャラクター、チームの成長を時系列順に楽しめます。

【TOKYO MER】今後の続編やスピンオフの可能性
 「TOKYO MER」シリーズは、2025年の劇場版最新作で勢いを増しており、チーム単独のサイドストーリー、新しい災害・社会テーマへの挑戦など、今後も続編・スピンオフの可能性は非常に高い状況です。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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